私は以前から、ネットのニヒリズム的投稿を危惧していました。
最も気になった投稿は、「人間に自由意思は無い」という投稿でした。

ニヒリスト達はリベットの実験で、行動を起こす前に脳に準備電位が起こるので、人間は自由ではないとするのです。
しかしリベットの実験は、実際に「手を曲げる」という前の0.2秒のの間に、「手を曲げる」のを拒否できる「拒否権」rことも発見しているのです。
私は、心理学的決定論者の本を買って読んでみました。
しかし、そこに書かれていたのは、すべて自由意思は無いので「自分自身がパニックになっている」ことを永遠に語っていました。
しかも、リベットによる「拒否権」には全く触れていないのです。
私の提唱する「ロゴダイナミック実存主義(LDE)では、このリベットの拒否権をフランクルの「精神の反抗力」を鍛えることのできる場所であると定義します。
「ロゴダイナミック実存主義(LDE)においては、フランクルの「精神の反抗力」を「精神の筋力」として捉え直し、このリベットの0.2秒の「拒否権」の聖域を、精神の筋トレ道場して扱います。
オリンピック選手が、この0.2秒の聖域を訓練によって克服してきたように、訓練することでこの0.2秒は順次克服されていくのです。
この0.2秒の自由な空間を、LDEでは「メタ認知的自由」と呼びます。
この0.2秒の克服を私は、ニヒリズムへの挑戦とします。