
このプロセスは、精神の自由を取り戻し、他者との「間」を切り拓くための動的なサイクルです。
STEP 1:0.2秒のエポケー(恐怖の遮断)
玄関前でチャイムを前にしたとき、心拍数が上がり「逃げたい」という衝動に襲われます。
- 0.2秒の拒否権: 身体が勝手に反応する前に、まず「待て」をかけ、恐怖を「カッコ」に入れます。
- 逆説的ユーモア・ダイナミズム: ここで「今日は36.475回断られよう」と自分に言い聞かせます。
- あえて小数点以下の数字を用いることで、脳を「感情」から「知的な遊び」へと強制的にシフトさせ、恐怖を無効化(ダウンサイジング)します。
STEP 2:50%行動原理(「間」への突入)
完璧な商談や完璧な自信を待っていては、砂漠で立ち枯れてしまいます。
- 不完全さの許容: 準備も自信も50%(アトキンソンの理論)で十分だと割り切り、まずはチャイムを押すという「行動」を完遂します。
- 「間」の創出: 自分が50%の未完成な状態で踏み出すことで、相手が介入し、相互に影響し合える「間(世間・関係存在)」が生まれます。
STEP 3:オアシス運動(連帯と対人認知)
玄関が開き、顧客と対峙した瞬間に「精神の芸術的センス」を発揮します。
- 心を開く挨拶: 「オ・ア・シ・ス(おはようございます。、ありがとうございます。、失礼しました。、すみませんでした。)」を頭文字とした挨拶を実行します。
- 相互啓発: 挨拶は単なるマナーではなく、「心を開いて相手に迫る」行為です。砂漠のような社会において、自分から「オアシス」を提供することで、冷淡な関係を「連帯」へと変容させます。
【図解】LDE的・実存的営業ダイナミクス
以下の図は、低次元の「衝動」から、高次元の「精神的センス」へといかに立ち上がるかを示しています。

「高尚な理論(本)を、泥臭い数字(ユーモア)に変えて現場で使い倒す。これが、私が40年かけて辿り着いた『生きる技術』です。」

40年前の私が本屋で聞いて絶版となったて、図書館で探しコピーして作った本です。「今日は36.475回断られよう」という数字はここからきてます。